朝9時40分発ルフトアンザ航空、フランクフルト行きに乗るので、家を7時過ぎに出てマイカーで出かけた。
なにせハードケース一つ、大きなバッグ一つ、それに手荷物一つという大仕事なので、一人では大変だ。
しかし3男のパスポートはすでに沢山の履歴がある。
予定どおり8時10分関空到着。
国際線4階はANAの窓口にたくさんの人がチェックを待っていた。
反対のルフトハンザ窓口は対照的に人が少ない。
手続きを終えて、両替所に向かう。
銀行は各所入っているが、ずっと南口搭乗一口付近の銀行で少し安いところがあったが、1ユーロ113.7円だった。
まもなく早めに搭乗ゲートに入りたいということで、ゲート入口で見送る。
一応手荷物のチェックが無事終わるまで、見ていた。
まあ別れは辛いが、また勉強に向かうのだから、祝福するべきこととして受け止めよう。
けじめをつけて、関空を出る。
せっかくの休暇日なので、いろいろ予定を組んでしまうのだが、この後突然数日前故障したキャノンのプリンターを中之島のサービスセンターに持っていくのと、星空映画会で使うはずだったプロジェクターを西宮の労組事務所に返しにいくことが残っている。
しかし後から考えてわかったが、関空まで行って、また大阪と兵庫にもどって用事を済ますと昼前になってしまうのだ。
さて、キャノンのサービスセンターは、大阪中之島リーガロイヤルホテルのすぐそば、あやめ池筋の道近くにある。
ちょっと建物を探したが、なんとか駐車場を見つけ、2階までもっていったプリンターを運んだ。
窓口ですぐ預ける手続きと思ったが、「黒だけ色が出ないんです」というとその場で、インクを付け替えてテストしてくれた。
すると見事に色が出た。
結論的にはインクが純性でないものを使うと不具合が出るらしい。しかしそんなものがあることを初めて知った。
しかしとにかくその場で直って、お金を取られなかった。
なかなかいい対応だなと思った。結果はインクでも事務的に預けてしまうと9,450円は取られる。
まあ良心的な係の女性だったのでよかった。
ガラスの向こうではたくさんの人が補修かで働いているのが見える。
気分よく次を目指す。外はまだ雨が降っている。
サービスセンターでしばし待っているとき、次のプロジェクター返却場所へ電話を入れた。
ただ大阪北区から西宮札場筋の方まで移動するだけで約1時間かかる。
10時半ごろ出発した。
「11時半ごろ行けると思います」と言っておいたが、実際そのちょっと前23分ごろ着いた。
これで今日の用事は終わったのだが、次いでだと思って近くのスーパー銭湯「やまとの湯」に行くことにした。それに思いついて、近くに「山田デンキ」があることを思い出し、先にそこへ行った。
キャノンのインクコーナー付近を見つけ、製品番号など確認したが、サービスセンターの人が言っていたように確かに「キャノン用」という他社のコーナーが純性の棚の裏にある。
それは初めて知った。
ただ純正商品も適合番号がわかりにくく、すべての製品番号を書いていないのだ。早わかり表で初めて適合していることがわかり、購入したが、しばし焦った。
しかも棚には5点セットが品切れとなっていたが、支払コーナーで聞いてみるとあるではないか。まあ結局安く購入できた。
ここは久しぶりだ。
ただ中はきれいに管理されているようで古い感じはまったくしなかった。
ここでついでに昼食を済ましていこうかと思ったが、家に昨日作ったハヤシライスが残っていることを思い出し、りんご酢だけ買ってのみ、そのまま帰った。
家に帰って食事を済ますとボっーとするところだが、プリンターのインク交換をしてみた。
そのままテストで本のコピーをしてみたが、見事にすべての色が出ていた。
そのあとはダラダラ過ごしていたが、しばしスティーブ・ジョブスの2作目を読む。
その頃空も晴れてきて、気分よくなってきた。
4時半を過ぎ、早めにコープ立花に買い物に行った。
今日は夜に2,3日前から静岡に青空市かで、販売のため、出かけていたが、今日帰ってきて、イタリアにもどった3男を追いかけて、夜の便でそのイタリアの3男のもとに行く。
早めに食事を作って正解だった。
ただ塩さばは、ノルウェー産だ。
2男は、夕食を済ませ、慌ただしく出て行った。
しばし我が家は夫婦のみということになった。
それにしてもこの雨のせいでタオルとバスタオルの棚は空になっていたが、やっと取り入れることができた。
しかし今回の台風で70人以上が死亡と行方不明になっている。
地震のように事実上予期しない災害と違い、台風は予測されるものなのに、毎回犠牲者が出ることはどうしたことだろう。しかも今回は悲惨だ。
規模は違うがまるで津波被害とおなじような形で被害をうけたところがある。
なんとかならないのだろうかと思う。