休息三昧 小春日和 | ビバ・ビアンキのブログ

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20110417  朝はひさしぶりの7時40分まで目が覚めなかった。



 外は晴れ。ようやく寒い春もおさらばか。



 そのうち妻も起きていて、じっくり朝食の用意。自家製パンの残りにチーズを盛り、オーブンに。



 コーヒーはサイホンコーヒーメーカーで挽きたての豆をいれ、仕上がりを待つ。



 それにゆで卵を作り、野菜のいためものも作る。



 しばしNHK教育の趣味の園芸を視聴し、コーヒーを飲む。休みの日のコーヒーはじっくり味を楽しめるので、うまく感じる





 その後は昨日やり残した洗濯物をたたむ作業と、今日干すべきものをベランダに干す。





 やっと自由時間になり、パソコンでコープのネット注文をする。



 すでに11時になりかけていて、妻は庭の新しい苗を植える作業を終わったので、ベランダで庭の木々を眺めながら、ハーブティーを飲む。



 しばし時間がとまったようだ。



 あとは特にやらないといけないノルマは何もない。



 昼食のための米をそろそろ炊く用意をし、12時をだいぶ過ぎて、おととい調理したカレーを食べる。



 そのあとはテレビをつけて、事件物のドラマを見ながら、自然に睡眠になってしまった。



 目が覚めると気持ちいい。



 すでに3時になっていたが、いよいよ読書に入る。今読んでいる「ヘンテコピープルUSA」(ルイ・セロー著)を読みだす。



 イギリス人が見たアメリカの断面を書いている。もともとマイケル・ムーア監督のスタッフをしていたらしいが売春宿を描いたドキュメンタリーを以前製作していて、その場所をもう一度尋ねるというのが今回の発端らしいが、アメリカのその他の怪しい団体も中に入りこんで取材している。



ただ怪しい集団を中心に描いているので、ちょっと閉口する。



20110417_2  まだあと3分の1読み残しているので錯書の意図はつかめていないが、歴史の短いアメリカ人はその文化形成を模索しているようにも見える。



 5時まで読んだ。



 しばしIPHONEに目を変え、英語リスニングのアプリで英語の勉強。



 夕方は午後になるとすぐやってくる。



 あと新聞の番組表に目をやると日曜日定番で見ていた「鉄腕ダッシュ」でダッシュ村のことをやるらしいとわかり、うれしくなる。



 噂では、ダッシュ村のある場所は福島原発の20km圏内か、とにかく原発の影響で現地に入れないらしい。



 意外なところにも大震災の影響が直にある。とにかく原発事故は人災だ。そのことがだんだん明らかになってきているし、事故を起こした場合のリスクの大きさは他の発電手段の比ではない。



 大震災の復興は、地震と津波だけでも大変なことなのに、その復興の覚悟を被害をうけた地域の人たちがしているにも関わらず、それに水を差している結果だ。



 おまけに福島県民に対する差別まで発生していると聞く。結婚の約束を断られた例もあるという。福島ナンバーの車をけったふとどきものまで出ている。



 誰が福島県民をひどい目に合わせているのか。東電ではないか!国の責任ではないか!



 外国人から見れば、一地域を問題にしていない。偏見が発生するとしたら、日本人全員がその対象だ。 



 今や価値観をリセットするときではないか。



 原発あっての電気の多様使用を考え直すべきだし、自然エネルギーの普及を急速におこなうべきだ。



 ある意味自転車通勤、あらゆる場面での交通手段としても自転車使用は、その考えの本筋に近い。



 以前からブログでも書いていたことだが、5kmまでの移動は歩いて、10kmまでは自転車でと距離を伸ばせばいい。健康な人が増えるし、他力のエネルギーを使わない。



 人間はそうしてきたのだ。



 この歴史的不幸だが、ここから立ち上がるには、二度とこういう被害を生み出さない智恵と、ただもとにもどすだけでなく、2万人以上の犠牲を無駄にしないように、より持続可能な、災害にも強い社会構造を作ることだと思う。