走ってる途中で気がつき、もどるわけにもいかない。
「ええい。なんとかなるさ」という感じで、そのことは忘れた。
まあ、それだけ朝走る最中から、その日のブログの内容を考えるのが日課になってしまった。
そのまま2号線に出て、しばらくして、前を見たことのあるメタルブルーのフレームで、大きな水色のかばんを背負っているシングルギアー走者が見えた。
自分が追いつくぐらい、結構ゆっくり走っているし、変わった帽子をかぶっていたので、声をかけるのをためらったが、2,3回目に信号待ちで、まちがいないと右に出て「おはよう!」と声をかけた。
まちがいなくI・M・AでメッシャンジャープロのA青年だった。
ちょっとうれしい。
A君「今日はいつもより早いですか」
自分「いや、いつもの時間やで」
A君「そしたらぶくがちょっと遅れたのかな」
という感じで会話したが、信号が青になって、速度をまして走っていった。彼は信号を守るし、ブレーキをきっちり装備している。
そのまま追いかけなかった。
福島区に入ってから、別のレモン製ロードバイク青年に似たバイカーがいた。野田阪神で加速し、おいついて、横についてフレーム名を見たが、英語の崩し字でよくわからなかったので、そのまま追い越した。
帰りは、今日も家の食事のことが心配で、5時半に職場を出た。とくに変わったことは無かったが、JR立花バイパスを登っていって、やれやれと思っていたとき、進行方向からライトもない、自転車が走ってくる。最悪の逆走だ。
「どこ走っとんねん!!!!!」と大声で怒鳴る。
大げさにいうと本人も含め、殺人行為だ。
交通ルールは日本の自転車には通じないのか。罰金がなければ、何でもありか。
怒りと恐怖がこみ上げてくる(ちょっと大袈裟でした)。
まあ、自分が交通ルール遵守模範の広告塔になればいいのだろう。そう考えると走っている価値もある。