オタクの自分語り
μ’sファイナルライブからもう2年。当時高校2年から3年への進級を迎えた僕は高校を卒業し、浪人を経て、いよいよ明日から大学生だ。彼女たちの曲を聴き、時に思い出を懐かしみながら、毎日を生きている。ファイナルライブが終わった後も心の中でμ’sが生き続けている。秋葉原から少しずつ消えていくμ’sの姿。今でこそ秋葉原の雰囲気からほとんど消えてしまったμ’sの空気。それでも確かに心の中に残るμ’sの姿。劇中の風景を重ね、涙を流しそうになる。何か機会があるたびに、神田明神へお参りするようにもなっていた。ファイナル一日目。僕にとっては初めてのμ’sのライブで『僕らのLIVE 君とのLIFE』、『No brand girls』など、生で聴きたかった曲が聴けて本当に嬉しかった。特に『Angelic Angel』や『Future style』は嬉しさで我を忘れるほどだった。『Snow halation』でははじめて見る《スノハレUO》に鳥肌が立った。けれど。『Oh,Love and Peace!』を歌い始め、もうすぐ終わってしまうと思った瞬間。涙が溢れて止まらなかった。それからは、ライブに集中するどころではなくなって、涙が枯れるまで泣いた。声も全然出せなくて。『僕たちはひとつの光』では、もう見るのも精一杯になってしまった。ただでさえ泣いていたのに、最後にこの曲。明日もあるとわかっていても、涙は止まらなかった。4月1日。泣かないで最後まで笑顔で、それで見送ろうと勝手に決めてた日だった。最初に内田さんが挨拶で涙を流してしまったのをよく覚えてる。この日に見た『Snow halation』で会場がオレンジ一色に染まった景色は31日とは全く違って見えた。新田さんが似た景色をいつも見ていたんだと。昔からファンの方々が作り上げた景色がこれなんだと。5万近いオレンジに包まれる東京ドームは本当に美しかった。一日目と全く違うといえばトロッコから降りるキャストを見れたことだろうか。あと何といっても『Oh, Love&Peace!』で新田さんと三森さんがこっちを見て手を振ってくれたこと。勘違いだったとしてもあれは本当に嬉しかった(あの日はほのうみのTシャツ着てて、新田さんが見つけてくれて(指差してくれた)、それで三森さんを呼びにいってたから多分勘違いじゃない)。そういう意味で僕にとってこの二日間のライブで一番印象に残っているのは『Oh,Love&Peacce!』なのかもしれない。ただ、初めて体験したスノハレUOやAAの水色に染まるドームの演出も記憶に深く残っている。二日目は涙を流すことなく、笑顔でμ’sを見送ることができた。そう思っていた。帰り道。土砂降りの雨。まるで心の中の世界のようだとも思った。本当は悲しかったから。きっとみんなもそう思っていたと思う。その中を道を間違えて何十分もがむしゃらに走っていたのは思い出深い。当然次の日は風邪を引いた。それから数日して学校が始まりもう大丈夫だと思っていたけれどクラスメイトに改めて『μ’sのファイナルライブ』を感じさせられた時。思わず泣いてしまったのもいい思い出。今でこそスクフェスアーケード、PDPでのμ’s、Aqours、虹ヶ咲の掛け合い、ぷちぐるなど、ちょっと先の楽しみがある。あくまで僕は『ラブライブ!』が、『スクールアイドル』が好きだ。μ’sだから、Aqoursだから、ではなく『一瞬のときを一生懸命に輝こうとする少女たちの物語』が好きだ。