息子に教わったこと ~息子の夏休みの作文より その2 ~ | 美容師やなさん Salvatore のブログ

いよいよ本入部の前日にお父さんが

「裕太がリフティングも最初は10回も出来なかったけど、

何百回も出来るようになって、

休まずに部活に参加してようやく少しずつ出来るようになってきて

本当に今、ここでやめてもいいの?」と言ってきました。

たしかに部活体験で、サッカーをやったときは楽しくて、

ソフトテニスかサッカーかどっちにしようか悩んでいました。

だから、お父さんに聞かれたときは、

また自分の中で迷いがでてきました。

僕のお父さんは美容師です。二十年以上やっています。

美容師というのは、とにかく毎日毎日トレーニングをして、

すべたが勉強で、僕から見ても大変な仕事だと思います。

「父ちゃんは死ぬまではさみを持っていたい。」

これがお父さんの口癖です。

「裕太には何かをするなら続ける人になってほしい。」

僕は小学校の時にやってきたサッカーをもう一度頑張って続けてみようと思いました。

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まだ 続きがあるのですが

        

ここまで読んで 僕は ハッ!!としました

僕が選んだ道は

『 一生 はさみ を持ち続ける 』 こと

経営に専念するのか?

アーティスト・職人で 居続けるのか?

常に 迷いが生じる所

僕が 美容師になるときに決意したことは

「 誰よりもカットがうまく 」

それは ”職人” で居続けることを意味します

息子の前で 堂々と

一生涯 美容師を誓っている

美容師の宝は 技術

その宝を クルー達にも分け与えること

そして 互いに磨き続けること

『 経営とは どういう人材を育てるのか?!』

僕の経営者としての仕事は

どこでも通用する人財

” 一生 はさみを持ち続けられる美容師を育てること ”