『ザリガニの鳴くところ』ディーリアオーエンズ著『ザリガニの鳴くところ』を読了しました。結構な長編ですが、あっという間に読めた気がします。様々な問題を孕む小説です。差別や貧困、性加害、そして殺人。裁判制度や人の心の弱さと強さ、そのバランスの危うさ。うつくしい湿地の情景描写に目を洗われながら話は展開し、驚きで終わります。どう受け止めるかは読者に委ねられている。映画も観てみようと思います。ザリガニの鳴くところAmazon(アマゾン)