覚王山 銕心老衲の一行書「體(体)露金風唯是々」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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ゴールデンウイークの2日目の

今日、早朝より雨降り、

 

早朝散歩は取り止めて

昨日「日泰寺」をブログした関係で、

床の間に、

覚王山 銕心和尚筆の一行書「體(体)露金風唯是々」

を掛け楽しむ。

 

実は、

我が家に相当以前からありますが、

銕心和尚の略歴等については???です。

(注)銕心和尚は​​臨済宗妙心寺派の和尚か???。

  

                     👆落款の拡大

 詠み

 體(体)露金風唯是々

   覚王山 銕心老衲

意味

体露金風(たいろきんぷう)(ネットより)
※『碧巌録』第二十七則にある話
 『碧巌録』(へきがんろく)は、中国の仏教書であり禅宗の語録。

・体露とは全体の露顕、本体の露出ということで、宇宙大自然の現われであり、

 仏のご慈悲の現われである。

・金風とは、錦の彩りに染めて豊熟した黄金の天地を創り出している秋風のこと。

自然の風景を眺め、ただ物思いだけにふけるのではなく、自己を習わねばならぬ。

(付記 1)

体露… 全体が露れること。

金風…秋は金にあたるところから、秋の風。秋風。 秋》

ひたすら,もっぱら

是々 これとこれ。この物とこの物。

老衲…

年老いた僧。老僧。また、老僧が自身をさしていう語。

(付記 2)

覚王山日泰寺の住職は関係19宗派から選出された代表が3年を任期に交代で勤めているお寺です。

 

(日めくりより)

今日(30日)の言葉

『人を謀れば人に謀らる(ひとをはかればひとにはからる)

 👅

他人をひっかけてやろうと悪だくみをする者は、自分もいつかは、他人にひっかけられて大損する。

また、ひどい目にあうということ。

 👅 

人を陥れようとはかりごとをすれば、自分もまた人のはかりごとによってひどい目にあう。

 

(25,368歩)