大谷句佛の画賛軸「花に暮れ 嵯峨に御室の 〇(?)を行く」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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早朝散歩から帰宅後、

すぐに、

床の間に、

大谷句佛様の画賛軸を掛ける…。

 

大谷句佛(東本願寺23世)は、

明治~大正~昭和時代(戦前)にかけて著名な浄土真宗大谷派の僧で俳人でもあります。

(付記)

我が家は浄土真宗大谷派を信仰しています。

今日は、

父の祥月命日に当たりますので『句物』様の書軸を掛け偲びました。

 

私は、

 「花に暮れ 嵯峨に御室の 〇(?)を行く」

と詠みましたが、

どうしても、最後の「〇(?)」の部分が分かりません。

(注)

「嵯峨に御室の」部分は、

京都の仁和寺を詠んでいて、

仁和寺境内に毎年春に咲く桜を「御室桜(おむろざくら)」と言われています。

 

  

               👆句の部分を拡大

👇絵(図)落款の部分を拡大…桜が散っています

👇

👇この箱に入れ大切に仕舞っている作品です

                                    
 

大谷句佛(東本願寺23世様について

・浄土真宗の僧・俳人。

東本願寺世。京都生。  

・二十二世光瑩(現如上人)の次男。  

・諱は光演、彰如上人、句仏は俳号

・幼年から諸流の書道を学び杉山三郊に師事する

・絵画は幸野楳嶺・竹内栖鳳について一家を成し、

 俳句は河東碧梧桐につく。著書も多い。

昭和18年(1943)寂、68才。