先ほど、
「報恩講」についてブログしました。
私「洋ちゃん」所有している、
大谷句佛 (光演)様筆の「報恩講」に関係する書軸2本紹介させて頂きます。
(注)大谷句佛 (光演)様は
浄土真宗の僧・俳人、東本願寺二十三世の方です。
↓表層は、金散・金霞(かすみ)引黄地美。
この句は
発行 ;昭和三十四年四月一日
発行所;読売新聞社
この本の、
105ページに記載されている句です。
↓拡大
詠み 遠忌(おんき) まいりにや
此(この)里砧(きぬた) 聞かぬ夜そ
遠忌とは、
死者の祥月忌日を一周忌、三周忌と重ねていって 50回忌以上の年忌になるとこれを遠忌とよぶ。
100回忌以上になると 50年ごとに遠忌を行うが,一宗の開祖や中興の祖,あるいは寺の開基などのためにとり行われる。
砧(きぬた)とは
月夜に布を打々る
↓この桐箱に入れてあります
(追記)
この句について
大谷句佛の句「遠忌参りにゃ此里砧聞かぬ夜ぞ」軸装です…句佛句集シリーズ№11
書面は印刷です。
「遠慶宿縁」とは、
* 遠く過去から宿縁を慶べ(よろこべ)。
* 遠く宿縁を慶べ。
巡り巡って釈迦の教えに遇えた縁を慶ばずにおられない。
(宿縁・・・仏語。前世からの因縁。宿世(すくせ)の縁。宿因。すくえん。)
👇書の左の部分のみデジカメ
親鸞聖人650回大遠忌…1911(明治44)年に行われる。
*名古屋別院宗祖大師六百五十回遠忌記念
(追記)
この句について