江戸期の名僧、
雲臥元淳筆の書「布袋画賛」を床の間に掛けました。
(付記)
布袋尊は、
弥勒菩薩の化身といわれ、いつも笑顔を絶やさず人々に接していた人で、大きな袋には宝物がいっぱい入っていて、信仰の厚い人に与えられたという。
笑門来福、夫婦円満、子宝の神として信仰が厚い。
詠みと意味
従来彌家魄 須徳向外物
従来彌家の魄にして 須べからく徳を外物に向ける
彌家=弥勒菩薩のこと。布袋は弥勒菩薩の化身とされます。
つまり、弥勒菩薩が布袋の姿となって現れ、我々に徳を施して下さる。
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↓落款
雲臥の略史
江戸前期の臨済宗の僧…尾張香積院四世。
別院般若台を建て、丹羽嘉言等の風流人と交わった。
詩書を能くし特に草書に巧みであった。
天明8年(1788)寂、89才。
(付記)
布袋様について
ニッコリの笑顔を見ていると何となく幸せな気分に~~!!
七福神の一人
肥満体の布袋は広い度量や円満な人格で、富貴繁栄をつかさどるものとされ、
所持品である袋は「堪忍袋」とも見なされるようになった。
そのご利益は、
夢を育て、
人格を磨き、
円満な家庭を築いて、
金運を招福するということで、
慈恵(いつくしみ)と和合の神様、予知と金運の神様として信仰されている。
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(付記)
↓ネットより引用
七福神とは、
大黒天(だいこくてん)、
毘沙門天(びしゃもんてん)、
恵比寿天(えびすてん)、
寿老人(じゅろうじん)、
福禄寿(ふくろくじゅ)、
弁財天(べんざいてん)、
布袋尊(ほていそん)の七つの神様の総称です。
「七難即滅、七福即生」の説に基づくように、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。
七福神の信仰は、室町時代の末期のころより生じ、当時の庶民性に合致して民間信仰の最も完全な形となって育てられてきました。
特に農民、漁民の信仰として成長し、現代に今も生き続けてきたのです。
(付記)
七難とは
太陽の異変、星の異変、風害、水害、火災、旱害、盗難
七福とは
寿命、有福、人望、清簾、威光、愛敬、大量
(参考)
都七福神まいりの書軸…私所有です
(22,679歩)