奥村石蘭筆の「大黒神図」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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今朝の散歩から帰宅後、

床の間に村石蘭筆の「大黒神図」を掛けました。

 

奥村石蘭は、

明治初・中期頃に尾張画壇の重鎮として活躍した著名な書画家です

 

お正月掛け用の書軸で、久しぶりに掛けました。

大黒神(大黒天)、

左肩に大きな袋を背負い右手に打出小槌を持ち米俵をふみ、福々しい姿。

※笑顔を眺めていると私まで福々しい幸せな気分になります。

 

大黒天について

大自在天の化身ともいわれ、大国主命と神仏習合したものである。の書軸

一度仏となったが、人々に福徳を授けるために再びこの世に現れたという。

大地を掌握する神様(農業)でもある。

大きな袋を背負い、打出小槌をもち、頭巾をかぶられた姿が一般によく知られていて財宝、

福徳開運の神様として信仰されている。

 

↓明治子(ネズミ)年の作品か???…明治9年または明治21年の作品か???

          

この箱に入れて仕舞っています
 
 

👇箱書きは石蘭の息子、奥村石亭季彦識です。

 

奥村石蘭の略史です

(中京書家画人考をスキャンしました)

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(付記)

↓ネットより引用

七福神とは、

大黒天(だいこくてん)、

毘沙門天(びしゃもんてん)、

恵比寿天(えびすてん)、

寿老人(じゅろうじん)、

福禄寿(ふくろくじゅ)、

弁財天(べんざいてん)、

布袋尊(ほていそん)の七つの神様の総称です。

七難即滅、七福即生」の説に基づくように、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。

七福神の信仰は、室町時代の末期のころより生じ、当時の庶民性に合致して民間信仰の最も完全な形となって育てられてきました。

特に農民、漁民の信仰として成長し、現代に今も生き続けてきたのです。

(付記)

七難とは
太陽の異変、星の異変、風害、水害、火災、旱害、盗難

七福とは
寿命、有福、人望、清簾、威光、愛敬、大量

(参考)

都七福神まいりの書軸…私所有です

 

 

(22,428歩)