床の間の軸を替えました。
大正から昭和期の俳人、
高梨花人筆の書画讃 鶏頭・うまおいむし(馬追い虫)図
を掛ける。
句の詠み(私の詠みです…誤読かも???)
崖土(がけつち)を 馬小さく運ぶ 野分かな
(付記)
うまおいむし(馬追い虫)…キリギリス科のこん虫。すいっちょ。
野分…「秋の季語」
野の草を吹き分けるような強い秋の風のことをいいます。
高梨花人
明治16年(1903) 千葉県野田町生~昭和49年(1974) 70歳で没
内藤鳴雪、岡安迷子、渡辺志豊らと同門。
昭和48年 千葉県野田市文化功労章を受ける。
(追記)
正岡子規(まさおか しき)鶏頭を詠んだ俳句。
「鶏頭の 皆倒れたる 野分かな」
注)鶏頭(けいとう)は、ヒユ科の一年生植物です。