先ほど、
床の間に井上士朗筆の画賛句の掛軸を掛けました。
士朗は江戸時代中・後期の頃に
「尾張名古屋は士朗(城)で持つ」と言われた尾張の著名な俳人です。
相当古い軸であり、
シミも多々あり消耗が大きいですが大切に収集しています。
この軸は士朗の真筆に相違ないと思っています。
詠み
「あくまでも 閑(のど)かに出たり 冬の月」
（注）
あくまでも…どこまでも。 じゅうぶんに。
閑(のど)か…気持ちがゆったりしているさま。静かなさま。悠然。
この句は、井上士朗の「枇杷園句集」巻之四・多月に記載されています。
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↓落款
井上士朗の略歴
↓大光寺（東区泉二丁目－５－１２）の門前に設置
