横井也有筆画賛:詠み「青滝や 竪に音きく 初あらし」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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今朝、床の間に、

江戸中期~後期頃の、

尾張の俳人、横井也有の画賛軸を掛ける…。

  

横井也有が御在所岳(菰野)を訪れたときに詠んだ句です。

時代による消耗(折れ、皺(皺)等)が大きくボロボロ状態です。

真贋については???です。

    

↓拡大

 賛の詠み

  かくいふ滝のをとにて

  青滝や 竪に音きく 初あらし

 句意)

 この青滝に来てみると、

 水が滔々(とうとう)と流れ落ち、

 それに秋の嵐がぶつかって、滝の水に従って縦に音が伝わってくる。

★この句は、

也有全集 追加4411に記されています。

横井也有の俳文「続鶉衣」

 68、薦野記(こものき)に記されている句です。

 俳文にはこの句の前に、

 青(蒼)滝といえる、

 うしろの山をへだてて、両(西?)落る

と書かれています

 

↓図の部分

 

この箱に入れてあります

 

           

横井也有の略史

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横井也有出生地

中区三の丸一丁目8(愛知県図書館の前)にある名勝標札
 

横井也有宅跡

中区丸の内二丁目、那古野神社の西にあります。

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