いろいろな
『十訓』について、調べました。
◎健康十訓
横井也有(江戸時代の武士 国学者 俳人 1702〜1783)の十訓
🔶1から4は食事のアドバイス
1. 少肉多菜(肉を少なく、野菜を多く)
2. 少塩多酢(塩を少なく、酢を多く)
3. 少糖多果(砂糖を少なく、果物を多く)
4. 少食多噛(小食で、よく噛む)
🔶5から10の6項目は日常生活のアドバイス
5. 少衣多浴(薄着にして、陽にあたる)
6. 少言多行(口先よりも、行動本位で)
7. 少欲多施(欲は少なく、他につくす)
8. 少憂多眠(思い悩まず、よく眠る)
9. 少車多歩(車に乗るより、よく歩く)
10. 少憤多笑(怒らず、よく笑う)
◎ならぬもの十訓
1. 忘れてはならぬもの「感謝」
2. 言ってはならぬもの「愚痴」
3. 曲げてはならぬもの「つむじ」
4. 起こしてはならぬもの「短気」
5. 叩いてはならぬもの「人の頭」
6. 失ってはならぬもの「信用」
7. 笑ってはならぬもの「人の落ち度」
8. 持ってはならぬもの「ねたみ」
9. 捨ててはならぬもの「義理人情」
10. 乗ってはならぬもの「口車」
◎つもりちがい10カ条
1. 高いつもりで低いのが教養
2. 低いつもりで高いのが気位
3. 深いつもりで浅いのが知識
4. 浅いつもりで深いのが欲望
5. 厚いつもりで薄いのが人情
6. 薄いつもりで厚いのが面皮
7. 強いつもりで弱いのが根性
8. 弱いつもりで強いのが自我
9. 多いつもりで少ないのが分別
10. 少ないつもりで多いのが無駄
◎十訓抄
1. 人に恵を施すべき事
2. 傲慢を離るべき事
3. 人倫を侮らざる事
4. 人の上を誡むべき事
5. 朋友を選ぶべき事
6. 忠直を存ずべき事
7. 思慮を専らにすべき事
8. 諸事を堪忍すべき事
9. 懇望を停むべき事
10. 才芸を庶幾すべき事