先日(5日)、東区主税町3丁目33にあります
カトリック主税町教会を訪ねる…。
カトリック主税町教会は、
キリスト教(カトリック)の教会およびその聖堂である。
一般には聖母教会(せいぼきょうかい)とも呼ばれる。
カトリック主税町教会について
↓東区史跡散策路より
・明治20年創設。名古屋に初めて造られたカトリック教会でした。
・木造の礼拝堂を持つほか、
境内には、明治42年富士山の溶岩を用いて作られた日本屈指の「ルルドの洞窟」がある。
・信者会館・司祭館・煉瓦塀が国の登録有形文化財に指定されています。
↓ひがし見聞録より
- 🔶登録有形文化財
- ・信者会館
- ・司祭館
- ・煉瓦塀
- 🔶名古屋市都市景観重要建築物等
- ・礼拝堂…第3回指定物件(平成4年10月5日)
- ・司祭館… 同上
- ・ケヤキ…第6回指定物件(平成8年2月27日)
- デジカメ
- 礼拝堂(聖堂)
- ・明治20年に士族屋敷を改造して建てられたもの。
- ・礼拝堂は正面玄関ポーチを三連アーチで構成し、
- アーチが白漆喰で仕上げられていることと、柱が黒く塗られていることもあり、
- 色彩の対比が簡素な礼拝堂に華やかさを与えています。
- 年代:明治37年(1904)(昭和60年改修)
- 構造:木造・平屋建、桟瓦葺
- ↓横・後方
↓司祭館
1930年(昭和5年)に司教育館として建てられたもので、下見板張りの外観を持つ洋風建築
年代:明治23年(1890)頃、昭和5年(1930)
構造:木造・2階建、桟瓦葺
↓信者会館
明治時代に建てられた木造2階建て、瓦葺き、下見板張りの洋館。
↓鐘楼
・最初の鐘楼は1890年(明治23年)頃に建てられた。
・1965年(昭和40年)に教会前の道路が国道41号に昇格して拡幅された際に取り壊されたが、
1990年(平成2年)に聖堂の隣に復元された。
・鐘楼の鐘は1890年にフランス・マルセイユで造られたもの。
↓ケヤキ…(樹高19.0m、幹まわり3.19m)ニレ科ケヤキ属(落葉高木)
煉瓦塀…明治時代に造られたイギリス積みの煉瓦塀。
↓ルルドのマリア像…一部ひがし見聞録より引用
1858年にフランスのルルドに聖母マリアが出現した様子を模したもので、
1909年(明治42年)にフェラン神父によって富士山の溶岩を使って作られた。
日本で2番目に古いものでカトリック教会には比較的多く作られている。
🔶洞窟で、少女の祈りが通じて泉が出て、
その水を飲んだりすると病が治ったといわれ、
今でも年間数百万人の信者がこの地を訪れるという。
(特記)
(追記)
2022年11月21日に追記