先日(11月20日)東山植物園内にあります、
「兼松家武家屋敷門」
をデジカメしてきました。
この門は、
・もとは
石神堂筋(現、東区筒井二丁目)にあった尾張藩士兼松家の屋敷門で、
高さ4.7m、巾12.5m、奥行3.7m木造の長屋門。
・中央は二枚扉、左手に脇入口を設け、左右は長屋で部屋となり、
左は出格子窓、武者窓があり、武家屋敷門としては格式が高く典型的なもので、
建造は江戸末期とされている。
・昭和42年5月に名古屋市に寄附され、
昭和42年10月4日に植物園に移築・棟上げし11月2日に一般公開された。
実は、私「洋ちゃん」、
この屋敷が東区にあった頃の様子を鮮明に覚えています。
(確か老朽化が大きくなり保存のため名古屋市に寄贈∻~不確かな記憶です)
↓ 門の右前にありました。
↓昭和25年の地図…私「洋ちゃん」所有の地図です。
↓ 手持ちの資料をスキャン
(付記)
❖兼松家の家系について
・兼松家の祖は兼松又四朗正吉といい、
織田信長に仕え、のち豊臣秀吉に属して黄幌(きほろ)の衆に加えられ、秀吉の死後、家康麾下(きか)七騎の一人となった勇者です。
・関ヶ原の役後、松平忠吉に属し、その後徳川義直に仕え2600石を領しました。
(特記)
2013年12月12日にタイトル
「兼松家武家屋敷門」としてブログしました。
こちらと併せてご覧ください。
↓2019年12月10日付け 中日新聞よりスキャン