私「洋ちゃん」15年程前(現役時代)から、
関東一円にある『坂東三十三観音・札所巡り』をボツボツ訪ねています。
先日(7月24日)神奈川県座間市にあります、
坂東三十三観音霊場 第七番札所妙法山星谷寺(しょうこくじ)
に赴き、参拝後、ご朱印を頂いてきました。
※マイカーで赴く
妙法山星谷寺(しょうこくじ)
真言宗大覚寺派の寺院。山号は妙法山。院号は持宝院。
本尊は聖観音。
星の谷観音とも称される。
観音堂は行基によって創建されたと伝えられる。観音堂は鎌倉時代に焼失し、現在地に移されたと伝えられる。
江戸時代には、江戸幕府から朱印を与えられていた。
寺に「星谷寺の七不思議」といわれるものがある。
- 撞木が一つの梵鐘(普通は撞座が二つ、日本三奇鐘の一つ)
- 咲き分け散り椿(一本の椿より5通りの花が咲き、花弁が一枚ずつ分かれて落ちる)
- 観音草(別名、田村草。坂上田村麻呂がこの寺の境内にあったこの草で、東北遠征時奇病を治したといわれる)
- もみじの老木(幹が乳房のようになっている。現在は枯れている)
- 不断桜(開花期のほか年中どこかの枝に花をつけている)
- くすの木の化石(揺すると水の音がする)
- 星の井戸(昼でも星が見える)
- 鎌倉郡座間郷と宝篋印塔に書かれている(高座郡の真ん中に座間は所在している)
いずれか一つ抜いたものが七不思議ということになるが、八つあることが不思議とも言われている。
↓資料をスキャン
↓デジカメ
↓寺の入り口
↓「仁王像」
星谷寺は仁王門が無く、仁王尊が立つ。
境内に入るやいなや、立派な仁王尊2体が迎えてくれる。
「仁王像」の後方に「梵鐘」があり
↓「梵鐘」
この梵鐘は国の重要文化財である。
嘉禄3年(1227年)鋳造で、全国では50番目、関東以北では2番目に古い。
通常の梵鐘には鐘を撞く撞座(つきざ)部分が表と裏に2ヶ所あるが、この梵鐘には1ヶ所しかない。
「奇鐘」として知られている。
↓宝篋印塔(市指定文化財)
鎌倉郡座間郷と宝篋印塔に書かれている(高座郡の真ん中に座間は所在している)
↓「弘法大師像」
修行僧弘法大師は、諸国を行脚され生活に苦しんでいる人々、
病気で悩んでいる人々の救いになったと云われている。
↓観音堂(本堂)に向かう
境内の巨木…境内には、イチョウの巨木とマキの巨木がある。
秋の紅葉時期になると、いちょうの落葉で境内が黄色く染まる。
↓手洗…後方に石碑が建つ
↓「観音堂(本堂)」
行基が観音堂を建立。それが星谷寺の開創となった。
本尊聖観世音菩薩を祀っている。
↓咲き分け散り椿(一本の椿より5通りの花が咲き、花弁が一枚ずつ分かれて落ちる)
↓中門(ちゅうもん)
↓不断開花の桜(ふだんかいかのさくら)
墓地の中、地蔵尊のそばに根を張る。かつては時季外れに咲いたといわれる。
↓星の井戸
昼間でも井戸の中に星が映って見えると云われている。
星の谷観音七不思議の一つである。
↓水琴窟
↓
↓ご朱印
↓納経帳
(特記1)
(特記2)
7月24日に坂東三十三観音・札所巡りとして他の2ケ寺、訪ねてきました。
7月31日にタイトル「金目山光明寺…神奈川県平塚市(坂東三十三観音・札所巡り)」
8月4日にタイトル「飯上山長谷寺…神奈川県厚木市(坂東三十三観音・札所巡り)」
としてブログしました。
こちらも是非ご覧ください。