江戸中期~後期頃の
尾張の俳人横井也有の作品をシリーズとして紹介させて頂いています。
時代による消耗(折れ、皺(皺)等)が大きい作品ばかりですが大切に仕舞っています。
※すでに紹介済の作品もありますがよろしくお願いします。
(官庁の資料館・大学等への寄贈を望んでいます。ご連絡お待ちしております)
横井也有シリーズ…№10(懐紙マクリ)
(注)詠みは誤読しているかもしれません。
正しい詠みを教えてください。
よろしくお願いします。
詠み
まだ風の にくみ残りや 遅さくら(桜)
遅桜(おそざくら)について
《季語: 春》
花時に遅れて咲く桜のこと。
八重桜も遅く咲くが八重桜とは限らない。
遅咲きの桜すべてをさす。行春を惜しむ思いが重なる。
★也有全集「蘿葉集」三編・春部 1123に記されている句です。
↓句の部分を拡大
横井也有の略史
(追記)
横井也有出生地
中区三の丸一丁目8(愛知県図書館の前)にある名勝標札
横井也有宅跡
中区丸の内二丁目、那古野神社の西にあります。
(18,676歩)