尾張・書道家シリーズ…№9-3
今回も、先回・先々回に続き江戸期、尾張の名僧、
無底筆の書軸を紹介させて頂きます。
この書軸も詠みが一部???で悩んでいます。
正しい詠みを教えてください。
よろしくお願いします。
↓地蔵菩薩の画賛
詠み(私の詠みです。誤読しているかも??)
一儋(になう)説苦齢一
禮見藝(げい)身適歴
獄中銘鮮裁如
是仁
無底????
↓ この箱に入れて仕舞っています
無底の略歴
・黄檗宗の僧。
・天保12年3月、東輪寺の第24世。
・天保18年仙台大年寺に移り住み安政2年3月13日没。
↓
(仙台大年(禅)寺は仙台市にある名刹です)
(追記)
護国山 東輪寺について
・黄檗宗(禅宗)大本山萬福寺の直末寺院。
・尾張二代藩主・徳川光友公によって1674年(延宝2年)に創建された。
・尾張の黄檗禅の中心として多くの人々の
信仰を集めたが、1891年(明治24年)の濃尾地震により伽藍が倒壊。
・復興後間もなく1945年(昭和20年)に戦災によって伽藍一切を焼失。
・戦後50年経った1995年(平成7年)現在の本堂が再建される。
尾張名所図会に描かれている「東輪寺」です。
(17,294歩)