私「洋ちゃん」
若い頃から、書作品に興味があり収集に努めてきました。
しかし、私はもう74歳になりそろそろ整理しておく必要があると感じつつあります。
ボツボツと整理をしながら、
おもに書道家として活躍された方の作品をシリーズとして紹介させて頂きます。
尾張・書道家シリーズ…№10-1
※すでに紹介済の作品もありますがよろしくお願いします。
(官庁の資料館・大学等への寄贈を望んでいます。ご連絡お待ちしております)
今回は、江戸期の名僧、
雲臥元淳筆の書「布袋画賛」を紹介させて頂きます。
(注)詠みは、私のブログを見て頂いている方に教えて頂きました。
詠みと意味
従来彌家魄 須徳向外物
従来彌家の魄にして 須べからく徳を外物に向ける
彌家=弥勒菩薩のこと。布袋は弥勒菩薩の化身とされます。
つまり、弥勒菩薩が布袋の姿となって現れ、我々に徳を施して下さる。
雲臥の略史
・江戸前期の臨済宗の僧。
・尾張香積院四世。
・別院般若台を建て、丹羽嘉言等の風流人と交わった。
・詩書を能くし特に草書に巧みであった。
・天明8年(1788)寂、89才。
(付記)
布袋様について
ニッコリの笑顔を見ていると何となく幸せな気分に~~!!
・七福神の一人
・肥満体の布袋は広い度量や円満な人格、
また富貴繁栄をつかさどるものと考えられ、
所持品である袋は「堪忍袋」とも見なされるようになった。
・そのご利益は、
夢を育て、
人格を磨き、
円満な家庭を築いて、
金運を招福するということで、
慈恵(いつくしみ)と和合の神様、予知と金運の神様として信仰されている。
(8,461歩)