明治~大正~昭和時代(戦前)にかけての著名な浄土真宗の僧で俳人です。
私「洋ちゃん」、所有する大谷句佛様の作品を、
「句佛句集シリーズ」として紹介させて頂いています。
句佛句集シリーズ№23
今回は、画賛、明治40年の句
「爐寒いで 心に須彌の 四畳半」を紹介させて頂きます。。
爐…いろり。ひばち。
須彌…寺院などで本尊を安置する壇。
↓句の部分を拡大
↓ 絵(図)の部分
↓ この箱に入れてあります…大切に仕舞っている作品です。
左の本、
発行 ;昭和三十四年四月一日
発行所;読売新聞社
この本の、
79ページに記載されている句です。
(注)
この画賛と同じ絵(図)が表紙に描かれています。
大谷句佛(東本願寺23世)様について
・浄土真宗の僧・俳人。
・東本願寺世。京都生。
・二十二世光瑩(現如上人)の次男。
・諱は光演、彰如上人、句仏は俳号。
・幼年から諸流の書道を学び杉山三郊に師事する
・絵画は幸野楳嶺・竹内栖鳳について一家を成し、
俳句は河東碧梧桐につく。著書も多い。
・昭和18年(1943)寂、68才。
(11,794歩)