大谷句佛(東本願寺23世)様は、
明治~大正~昭和時代(戦前)にかけての著名な浄土真宗の僧で俳人です。
私「洋ちゃん」、所有する大谷句佛様の作品を、
「句佛句集シリーズ」として紹介させて頂いています。
句佛句集シリーズ№18
今回は、短冊・軸装、
「みぞるれば 草鞋の祖師を 偲ぶかな」を紹介。
霙(みぞれ)…雪が降る途中で暖気のため溶けかけて、雨まじりに降るもの。
草鞋(わらじ)
「祖師」とは、親鸞聖人様のことです。
大谷句佛(東本願寺23世)様について
・浄土真宗の僧・俳人。
・東本願寺世。京都生。
・二十二世光瑩(現如上人)の次男。
・諱は光演、彰如上人、句仏は俳号。
・幼年から諸流の書道を学び杉山三郊に師事する
・絵画は幸野楳嶺・竹内栖鳳について一家を成し、
俳句は河東碧梧桐につく。著書も多い。
・昭和18年(1943)寂、68才。
(20,435歩)