私「洋ちゃん」
若い頃から、古典短歌にも興味があり収集に努めてきました。
しかし、私はもう73歳にもなりそろそろ整理しておく必要があると感じつつあります。
ボツボツと整理をしながら古典短歌シリーズとして紹介させて頂きます。
今は、尾張関連の歌人を取り上げています。
※すでに紹介済(ブログ済)の作品もありますがよろしくお願いします。
(官庁の資料館・大学等への寄贈を望んでいます。ご連絡お待ちしております)
今回は、
江戸後期-明治時代の国学者、尾張名古屋藩士、藩校明倫堂の教授
野村秋足の短冊2枚を紹介させて頂きます…古典短歌(尾張人)№4
(注)詠みは誤読しているかもしれません。
正しい詠みを教えてください。
よろしくお願いします。
詠み
「山家」
すむ山の 岩木がうへも 露けきを 心なく世を すてゝけるかな
秋足
忘るなよ かもの瀬音は きよく共 むらき記川の もとのながれを
秋足
1819-1902 江戸後期-明治時代の国学者。
文政2年生まれ。尾張名古屋藩士。鈴木朖、,植松茂岳に学ぶ。
明治元年藩校明倫堂の教授となる。のち愛知師範,岐阜師範などで教えた。
明治35年12月29日死去。84歳。
本姓は大橋。初名は正徳。通称は八十郎。号は蔦廼舎,琢斎,橘西など。
著作に「伊勢参宮道之記」「外舶瞬覧」など。