香川景樹(かがわかげき)の短冊3枚…古典短歌(著名人)№31~1 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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私「洋ちゃん」

若い頃から、古典短歌に興味があり収集に努めてきました。


しかし、私はもう73歳にもなりそろそろ整理しておく必要があると感じつつあります。


ボツボツと整理をしながら古典短歌シリーズとして紹介させて頂いています。

※すでに紹介済(ブログ済)の作品もありますがよろしくお願いします。

(官庁の資料館・大学等への寄贈を望んでいます。ご連絡お待ちしております)

 

今回は、

江戸後期の歌人・桂園派の祖として知られる、
香川景樹の短冊3枚を紹介させて頂きます…古典短歌(著名人)№31~1

(注)香川景樹の作品は7点程有していますので3回に分けてで紹介させて頂きます。

  (注)詠みは誤読しているかもしれません。

   正しい詠みを教えてください。

   よろしくお願いします。

 

 詠み

「松間鶯」

鶯の 声にひかれて 小まつゑ 祢の日もまたず われはきにけり 
    

「風前時雨」

浮雲は かげも留めぬ 大空の かぜに残りて 降るしぐれかな

    

古池の ふかき心は しらねども いまにきこゆる 水の音かな
    


香川景樹について…ネットより引用

・江戸後期の歌人・桂園派の祖。鳥取生。

・名は純徳、のち景樹、通称を銀之助・貞十郎、号は桂園・東隖亭。

・伊藤仁斎門下。鷹司家・西洞院家に仕える。

・香川黄中の養子となり京都歌壇を風靡した。

・のち江戸・伊勢・尾張を廻り、門人は千余人を数え、永く明治・大正の世にまで

 門流を引いた。

・天保14年(1843)歿、76才。