名古屋名所団扇絵(十二景)《その9》: 天王崎祭禮 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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名古屋名所団扇絵(十二景)シリーズ《その9》
今回は天王崎祭禮


↓この団扇絵の天王崎は中区栄一丁目にある「郷社洲崎神社」のことです。

※2012年7月15日にタイトル「洲崎神社 」としてブログしました。

 こちらとあわせてお読み下さい。


洲崎神社について

「広井天王」「洲崎天王」「牛頭天王」とも呼ばれており、

「厄除け」「無病息災」「縁結び」にご利益がある神社と言われています。

    

       
江戸時代の

洲崎の天王祭』と

『東照宮時代祭』は、二大祭と称されるほどの祭だったといわれています。

 

★当時、堀川は城下一の幹線輸送航路であったが、

 水は心も潤し、生活に疲れた人々をリフレッシュさせる。

 堀川は、お祭りや船遊びなど華やかな舞台にもなっていた。

・神輿渡御では、船に神輿を載せてのぼる、

・夕闇が迫ると巻藁船の提灯に火がはいり、幽玄な明かりが川辺に映る、

・神社で保管していた御葭(みよし)を堀川に流す御葭流しが行われている、

・御葭を得ようと人々が争い熱狂した祭りといわれている。

 

※御葭流しとは…津島祭で行なわれる厄送りの行事

 祭礼の間、祭文殿にお供えしておいた御葭に御神体を載せる。

 

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洲崎神社について「私洋ちゃん」の手持ち資料より


 

尾張名所図会より


(15,909歩)