「糟谷磯丸シリーズ」№2…川の かたより 在(あ)る水 よけの歌(書軸) | 「洋ちゃん」のひとりごと

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私「洋ちゃん」現役の頃に、

江戸時代中~後期の渥美の歌人、

糟谷磯丸の「まじない(呪い)歌」に興味を感じ、その作品収集をしていました。

田原市博物館や渥美資料館等の、磯丸ゆかりの地にも訪ねています。


収集している作品を整理しながら、

ぼつぼつと(ゆっくり)「糟谷磯丸シリーズ」として紹介させて頂いています。

 

「糟谷磯丸シリーズ」…№2

 

・相当に古い書軸で、江戸時代後期の書及び表装です。
・シミがかなり多く老朽化が大きいですが大切に仕舞っています。


詠み方

川の かたより (あ)る水 よけの歌

 もとのふち もとのせを

  ゆけひと筋に水も道ある

   みよをまもらば
       
    
 
糟谷磯丸(1764~1848)の略史

・江戸時代中~後期の歌人。
・宝暦14年5月3日生まれ。

・三河・伊良湖の漁師。

・40歳近くで文字を覚え,芝山持豊,新見正路の指導をうける。

・平明な歌風で多作し,歌は病気・災厄よけとして庶民に信仰された。

・嘉永元年5月3日死去。85歳。

・名は別に貞良,磯麿。通称は新之丞,半之丞。

 
 

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⇒令和元年8月3日に

  Y市歴史民俗資料館へ寄贈しました