私「洋ちゃん」、
数年前から、名古屋市内に関する「古い絵葉書」の収集を楽しんでいます。
整理しながら皆さんに、
名古屋市内「古い絵葉書」シリーズとして紹介させて頂いています。
昔の名古屋市内の様子を偲んでいただければ嬉しいです。
よろしくお願いします。
名古屋市内「懐かしい絵葉書」シリーズ…№14
お断り…発行年月は分かりませんが、
大正期後期~昭和期初期の絵葉書???…推測です
左)(大名古屋)東照宮…1945年(昭和20年)の空襲で焼ける前の絵葉書
・中区丸の内にある神社。
・尾張藩初代藩主徳川義直が、父徳川家康の三回忌である1618年(元和4年)に大祭を行い、
翌1619年(元和5年)、家康の神像を祀ったのが創祀。
・1875年(明治8年)名古屋鎮台が城内に置かれたのを機に、現在地に仮遷座した。
1876年(明治9年)本遷座。
・1875年(明治8年)徳川義直の合祀を請い、許可を得て同年6月20日、奉斎式を行った。
・1945年(昭和20年)5月14日の空襲により、義直以来の本殿、主要建造物を焼失した。
(付記)
現在の神社は、
1954年(昭和29年)建中寺より御霊屋を移築して社殿とした。
右)八事五重塔…八事山興正寺境内にあり
・八事山興正寺は、貞享3年(1686)に創建され、高野山真言宗の別格本山。
・五重塔は文化5年(1808)に建立されたもので、
初重柱間3.94m、総高26.34mの中規模な塔婆である。
・上層にあがるほど屋根が小さくなる逓減率(ていげんりつ)の割合が低く細長い、塔身の長さ
に対して相輪が短いなど、外観の比例に江戸時代後期の特徴がみられる。
・初重柱間初層中央に本尊の大日如来を安置する。
・県下では唯一の五重塔である。