常保寺を訪ねる(伊藤萬蔵さん寄贈の石造物巡りの一環)…一宮市浅野字山王 | 「洋ちゃん」のひとりごと

「洋ちゃん」のひとりごと

 人生いろいろ楽しもう

私「洋ちゃん」、 下の書物を見ながら

     

伊藤萬蔵さん寄贈の石造物巡りを楽しんでいます。

その一環として

先日(8日)一宮市浅野にあります「常保寺」を訪ねました。

★「常保寺」は萬蔵さんの実家の菩提寺です。

 

 浅野山 常保寺
  西山浄土宗

  一宮市浅野字山王四

   

 ↓ 山門

↓ 本堂

常保寺に「伊藤萬蔵」さん寄贈の石碑について

 ◎灯籠(六角火袋・丸柱竿)

設置場所 山門前 参道右



竿正面  照闇 

      常保寺

竿右面 大正二年十一月建之

竿左面 施主

      伊藤萬蔵

                竿正面
          
      竿左面          竿右面
    
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◎石仏(地蔵菩薩)

設置場所 山門前 参道左

基壇右面 名古屋市塩町四丁目

        伊藤萬蔵…刻み、消耗により薄くなっていましたが確認できました。

基壇正面 戒名を刻む(9名分…彫り略)

基壇陰面 明治廾二年十二月
   ↓ 基壇正面 戒名を刻む
  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◎灯籠一対(四角火袋・四角柱竿)
設置場所 境内入口 石垣の上

○灯籠(右)

 竿正面 永代

      常夜灯

 竿右面 先祖代々 平野屋万蔵屋号平野屋を刻む

 竿左面 慶應三年卯十年

        左)生垣の中にあり

○灯籠(左)➡樹木の中に在りか…存在確認できず

 ※文献より

 竿正面 永代

      常夜灯

 竿右面 慶應三年卯十年

 竿左面 先祖代々 平野屋万蔵…屋号平野屋を刻む


(付記)

  左の書物より抜粋 

 ・設置場所 境内入口 石垣の上の灯籠一対にある「慶應三年(1867)」は萬蔵さん35歳のとき

 …明治元年は1868年

・屋号「平野屋」の彫りは自らの商いが成功した証を示したものか。


・山門両脇の石垣は昭和10年に改築され、

 このとき慶應三年に寄進された灯籠は現在の位置に移し換えられている。

・当初、どの場所に設置されていたかは分からない。

 

(23,302歩)