いにしえの稲葉地村を訪ねる…(⑤アクテノン(旧稲葉地配水塔)・稲葉地公園)№5 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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私「洋ちゃん」中村区の某史跡案内の会に所属しています。

先日(12日)稲葉地地域の史跡案内を担当し無事終えてきました。

その際、作成した資料を基に、

「いにしえの稲葉地村を訪ねる」としてシリーズで紹介しています。
№5

     

      

⑤アクテノン(旧稲葉地配水塔)・稲葉地公園等について…稲葉地町1-47
 

・大正期まで地域一帯は田園地帯であったが、

昭和5年稲葉地土地区画整理事業が始まり、次第に人家が建つようになり、配水等の設備が必要になる。

・昭和12年「名古屋市稲葉地配水塔」として竣工。

ギリシャ神殿風の16本の柱は、当初から予定されていたものでなく設計変更により急きょ屋上の配水タンクの容量を増やすことになりその補強として設置された。

夜間に貯水し自然流下方式で配水した。

・昭和19年「名古屋市稲葉地配水塔」使用休止。

 (大治浄水場完成によりポンプ圧送給水が開始されたため)

・昭和40年まで放置されたままできたが、独特のムードを持つ建物を壊すのはもったいないとの事で、改修にあたっては外観をできる限りそのまま保ち、

 中村図書館として改修竣工し開館。

・平成元年、名古屋市都市景観重要建築物に指定される。

・平成3年中村図書館が中村公園文化プラザに移転する。

・平成7年12月1日「名古屋市演劇練習館」として開館。

 「アクテノン」の愛称で親しまれる。

    ↓

 「アクテノン」愛称は、演劇のアクトと、外観からイメージされるギリシャ神殿の「パルテノン」との合成語。

・平成8年都市景観大賞(建設省)として稲葉地公園地区が表彰される。

 

稲葉地プールについて

・昭和24年8月、稲葉地公園敷地内に開設される。

・昭和55年、公園の南東に改修される。

・平成22年、閉鎖される。

 

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(13,005歩)