横井也有の句、
「聞ぬ年(とし) ありもいのち(命)そ(ぞ) 蜀魂」…軸装
を紹介させて頂きます。
(私の収集品です)
・横井也有は江戸中~後期頃の尾張の俳人です。
・私「洋ちゃん」、横井也有の作品に関心多々あります。
・若いころから、彼の著の俳文や書軸等の収集にも努めています。
・収集している也有の作品は時代による消耗(折れ、皺(皺)等)が大きい作品ばかりですが、
大切に保管しています。
この句は、
横井也有全集「羅葉集」夏部に記されている句です…№609に記載あり
蜀魂…しょっこん
《蜀の望帝の魂が化してこの鳥になったという伝説 から》
ホトトギスの別名。
(付記)
ほととぎす【杜鵑・時鳥・子規・不如帰・杜宇・蜀魂・田鵑】
[季語] 夏。
『夏は来ぬ(なつはきぬ)』
日本の歌曲/卯の花の匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて…~~。
(追記)
横井也有出生地
中区三の丸一丁目8(愛知県図書館の前)にある名勝標札
横井也有宅跡
中区丸の内二丁目、那古野神社の西にあります。
(21,881歩)