大谷句佛の句:「畑道の夕日を年賀戻るなり」…句佛句集シリーズ№6 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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大谷句佛東本願寺23世)は、

明治~大正~昭和時代(戦前)にかけての著名な浄土真宗の僧で俳人です。


私「洋ちゃん」、大谷句佛様の作品、数点を所有しています。

既に、ブログ済の作品のうち「詠み方」について多く『誤読』しています。


正しい「詠み」を調べ直し句佛句集シリーズ」として整理(読み直し)させて頂いています。
句佛句集シリーズ№6です。


「畑道の 夕日を年賀 戻るなり」の句を紹介させて頂きます(短冊)

折れ皺も多く、消耗の大きい短冊ですが大切に保管しています。

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この句の私の「釈」です。

夕日の中を(夕方に?)

       (夕暮れに?)

  私は年賀から

    畑道を戻っているのです。


年賀に何処までも出掛けていきました。

 夕暮れの暖かい中(お酒を飲んで暖かい中???)

 畑道の夕日を浴びながら

  一人で帰っているのです。




大谷句佛(東本願寺23世様について

・浄土真宗の僧・俳人。

東本願寺世。京都生。

・二十二世光瑩(現如上人)の次男。

・諱は光演、彰如上人、句仏は俳号

・幼年から諸流の書道を学び杉山三郊に師事する

・絵画は幸野楳嶺・竹内栖鳳について一家を成し、

 俳句は河東碧梧桐につく。著書も多い。

昭和18年(1943)寂、68才。








 










 


 

※大正十四年の作品(句)です。


左の本、

 発行 ;昭和三十四年四月一日

 発行所;読売新聞社

この本の、

193ページに記載されている句です。

 


 


 

 

(20,885歩)