大谷句佛の句:「揚雲雀 大河を超えて 落ちかゝる」…句佛句集シリーズ№4 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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大谷句佛様は、

明治~大正~昭和時代(戦前)にかけての著名な浄土真宗の僧で俳人です。


私「洋ちゃん」、大谷句佛様の作品、数点を所有しています。

既に、ブログ済の作品のうち「詠み方」について多く『誤読』しています。

先日、図書館にて「句佛句集」を見つけお借りしてきました。


句集を基にして、

正しい「詠み」を調べ「句佛句集シリーズ」として整理(読み直し)させて頂いています。
句佛句集シリーズ№4です。

「揚雲雀~~」の句を紹介させて頂きます(書軸)。

雲雀(あげひばり)
…空高く舞い上がってさえずっているヒバリ。 季語;春。
      

詠み 

「揚雲雀 大河を超えて 落ちかゝる」

                句佛併題㊞

作品をデジカメ 

 ※明治三十九年の作品(句)                           落款                                        


左の本、

 発行 ;昭和三十四年四月一日

 発行所;読売新聞社

この本の、

 73ページに記載されている句です。



 

 

大谷句佛の略歴(東本願寺23世)

浄土真宗の僧・俳人。東本願寺世。

・京都生。昭和18年(1943)寂、68才。

・二十二世光瑩(現如上人)の次男。

・諱は光演、彰如上人、句仏は俳号。

・絵画は幸野楳嶺・竹内栖鳳、俳句は河東碧梧桐に就く。  

・著書も多い。


(7,919歩)