今日(10日)、名古屋市博物館で催された、
はくぶつかん講座:タイトル「尾張の円山四条派」を聴取してきました。
円山・四条派(まるやま・しじょうは)は、
江戸中期から京都で有名になった円山応挙を祖 とする円山派と、
呉春を祖とする四条派を合わせた呼び名である。
円山派の祖である円山応挙の写生的画風に、四条派の祖である呉春が影響を受ける。
呉春は、
応挙の画風を習得、円山一門として活動。
応挙の画風を基礎としながらも、水墨や画面の余白を活かした洒落な画風を確立した。
実態としては、呉春は与謝蕪村の俳諧や文人画(南画)を基礎としている。
当日、頂いた資料に「尾張の円山四条派」の書画家が紹介されています。
1.月遷(1741~1809)
2.張月樵(14764~1832)
3.野村玉渓(1785~1857)
4.小栗伯圭(1792~1837)
5.立松義演(1810~1882)
6.奥村石蘭(1834~1897)
7.鷲見春岳(1822~1893)
資料の中の「上記4.小栗伯圭」の項の講義のなかで紹介された、
伯圭の四男・保吉は、呉春門下の俊英・岡本豊彦(1783~1845)の養子となり、
岡本亮彦(おかもとすけひこ)として活躍したと聴取して、
私「洋ちゃん」超びっくり~~!!
実は、私「洋ちゃん」その岡本亮彦筆の書軸を持っています。
相当前に入手した書軸で、汚れがあり、紙表装、箱なしのため雑の軸として納戸にずっと仕舞いぱなし。
※講座終了後、講師の方に訪ねたところ、
「上記4.小栗伯圭」及び岡本亮彦の作品の館蔵はなしとお聞きする。
帰宅後すぐに、
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(12,505歩)