常安寺を訪ねる…西春日井郡豊山町字木戸76「伊藤萬蔵さん寄贈の石造物巡り」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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 私「洋ちゃん」、

伊藤萬蔵さん寄贈の石造物巡りを楽しんでいます。

その一環として


先日(14日)西春日井郡豊山町字木戸76 にあります、

曹洞宗のお寺

常安寺を訪ねました。

「洋ちゃん」始めて訪ねたお寺様です。

由緒をネット等で調べる

弘仁3年(812年)に付近の岡山(現在の名古屋空港内)に空海が創建したと伝わる

観音寺という真言宗の伽藍が起源という。

平安時代末期に兵火により焼失し衰退すりも,その後この地を所領した織田家家臣

溝口富之助が,財を寄進して現在地に常安寺を再建し,熱田の円通寺の末寺と

なって曹洞宗に改宗したという。


その後,富之助は両親の位牌を寺に安置し,家の菩提寺に定めた。

本尊の釈迦牟尼如来は,再建した溝口氏が九州に訪れた際に肥後国如来寺から勧請

たという釈迦如来立像で,インドから唐を経て伝来したものといい,「豊場の寝釈迦

の呼称があります。

寺宝に鋳造誕生仏[県文化]があり,高さ13.5cmの鎌倉時代作といい,右手を天に左手を

地にさした「天井天下唯我独尊」の姿勢をとり,光沢ある黒褐色の特徴ある仏像です。

かつて本堂前には迦葉水と呼ばれる泉が湧き出る小池があったといいます。


伊藤萬蔵さん寄贈の石造物
設置個所 参道入口

〇標石

 正面 三國

     傅来 根釈迦如来奉安場
  

 左面  名古屋市西區塩町

           伊藤萬蔵
   

 陰面 大正五年六月建之 現廿六世代
   
   

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(付記)
『尾張名所図会後編』巻之三
…「常安寺 物部神社」図

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・参道入口の東隣りに「八所神社」がありました。

赤矢印は伊藤萬蔵さん寄贈の「三國傅来 根釈迦如来奉安場」と書かれた標石

「八所神社」は、

旧名を物部神社といい,平安時代の延喜式神名帳の「春部郡物部神社」に当たる

ともいわれる由緒ある神社。

(付記)

「八所神社」の境内にありました。

式守伊太郎之碑…詳細??

 

(7,740歩…一日中雨)