七所社の境内に摂社として鎮座する御田神社についてです。
※境内社というよりは独立社といっていいような構えになっている。
★延喜式記名帳の御田神社は、
ここと熱田神宮摂社御田神社の二説がある。
(注)境内の由緒書には「延喜式の御社なり」と記されていますが二説あり。
さらに、
説ですが、
熱田神宮の境内に祀られている御田神社の旧社だとされている。
※ここに熱田神宮の神田があったので、御田神社となったともいわれる。
七所社の御鏡によると、元慶8年(884年)正月15日御田天神と記されており、
その頃に御田神社が鎮座されたものと思われる。
祭神は豊受大神宮(とようけのおおみかみ)…伊勢神宮外宮の祭神で、五穀豊穣神。
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境内にある御田神社の石碑
この掲示に「今に其祭式存す(旧)正月十七日の御田祭是なり」の部分に注目。
御田神社が、古い時代の御田祭を伝えられいると記してあり。
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御田祭というのは具体的には「きねこさ祭」のことだが、これは七所社そのものの神事である。
御田神社にて
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中村区小鴨町22のある「七所社の御神田(祭田)」をデジカメ
新嘗祭…新」は新穀を「嘗」はご馳走を意味する。
(追記)
(23,781歩)