大曽根雨水調整池を見学してきました | 「洋ちゃん」のひとりごと

「洋ちゃん」のひとりごと

 人生いろいろ楽しもう


一昨日、某口座の授業の一環で、大曽根駅前ロータリーの地下にあります

「大曽根雨水調整池」を見学会してきました。


   

私「洋ちゃん」の若い頃、大曽根駅近辺は洪水被害が多発する地区でした。

 

もう35年程前になりますが、

春日井市への通勤途中、六差路近辺の洪水に何度も遭遇した経験があります。


大曽根駅一帯も区画整理事情を終え以前とは全くの様変わり…

駅前ロータリーの地中に雨水調整池が完成してから洪水被害も無し…


普段なら見学できない大曽根雨水調整池を見学をさせて貰いました。

 今回は、晴天により見学可能でしたが、、雨天の際には見学は出来ない(困難)との事由。


・無人の施設で常時自動制御をしていて、雨の時は遠隔操作しているとの事です。
・調整池に雨水が入り役目を果たすのは年間で7回から8回程度。

頂いた資料より

※施設の概要

 ・総工費 391億円…地下駐車場を含めた膨大事業。

 ・着工が平成8年で完成が平成18年(10年もの歳月を要す)


※計画対象区域概要図

 (色分け)

 ・緑色…雨水調整池

 ・青色…渇水対策

 ・黄色…合流改善

 東は砂田橋。西は平安通りまでの範囲、300ヘクタールの面積をカバー。


※大曽根雨水調整池の構造内容

・地上に駅前広場が広がり、その地下に地下通路、自転車駐車場、集客施設がある。

・B2は地下駐車場となっておりその下が雨水調整池。

・地表からの深さが28.5mとなっています。

・調整池へは南側と北側から雨水が流れ込む。
 


上の構造図を2分割

左側は北部幹線と北部第二幹線から流れ込みます。↓

右側は東部・西部幹線からの流入です。↓


・綺麗な雨水は堀川に流され、

 砂利や砂、落ち葉などを含んだ汚水は名城水処理センターへ送られる
・調整池は、

 A池、B池、C池となっていて、B池、C池は雨水で天候が回復してから徐々に堀川へ放流。

A池は砂利や砂などを含む汚水で名城水処理センターにポンプで送る。


デジカメ

赤矢印の場所から地下に入る

  

右の塀の中が調整池


(お断り)

巨大な雨水調整池は暗くて私のデジカメでは撮影できませんでした。

調整池の内部は懐中電灯で見ましたが底が見えないほどの深さ…。

 

ポンプ室内

受講生の皆さん…黄色のヘルメットは職員の方 ↓


場内の広さ、調整池の巨大さ等々関心しながら見学を終える…。

(13,220歩)