先日、
断夫山古墳(熱田区旗屋1丁目 熱田神宮公園内)を訪ねてきました…。
私「洋ちゃん」ここ『断夫山古墳』には何度も訪ねています。
断夫山古墳について(熱田区史跡散策路等より引用)
・東海地方最大の前方後円墳です。
・6世紀初頭の築造で全長約151メートル。
・農耕の発達、
人口の増加で次第に支配者家族の姿が歴史に登場、
大和朝廷が大きくなりつつあった古墳時代の、尾張地方の姿を今に伝える大きな遺蹟で
ある。
・古来、日本武尊(やまとたけるのみこと)の妃宮簀媛命(みやずひめのみこと)の墓と伝えられていたが、現在では一帯を支配した尾張氏の長の墓とみられている。
・1987年(昭和62年)7月9日に国の史跡に指定された。
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(付記)
・尾張氏の妃(娘)宮簀媛命が日本武尊と結婚した縁から熱田神宮が創建されたという伝えからみても、尾張氏は大和朝廷と姻戚関係を結びながら次第に勢力を伸ばしていった…。
・古墳のある位置は名古屋台地の西の麓に築かれた頃は、すぐ下まで海がきているという景勝地だった。
☆熱田神宮公園の敷地も含めてかつては、 熱田神宮の管理下にあったが、第二次大戦後に名古屋市の戦災復興事業に伴い借換地となり、1980年(昭和55年)に愛知県の所有となって現在に至る。
(追記)
『尾張名所図会』巻四愛智郡に、
当時鷲峯山と呼ばれていた断夫山古墳が紹介されている。
3月3日のみ入山が許されていたようで、下記のような挿図が描かれている。