服部擔風の書軸…墨蹟「忍」の一字 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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今朝、

床の間に、

服部擔風筆の書軸を掛けました。

                (私の収集品です)

※今日は起床後から激しい雨、朝の散歩は取り止め。

 

服部擔風は、

明治・大正・昭和の時代に活躍した尾張、弥冨出身の著名な漢詩家です。


もう、30年程前に入手した作品ですが久しぶりに掛けました。

 

『忍』の読み…しのび、しのぶ、おし、にん


掛け終えてから

床の間の前で正座し「忍」の書をじっと見ながら物思いにふける…。

           


 

共箱です


 

服部擔風の略史について…ネットより

・慶応3年(1867)~昭和39年(1964) 享年97歳

・愛知の海西郡鯏浦(弥富町)に生まれ、幼名を粂之丞名は轍、字は子雲と言った。

・佐藤牧山、森槐南の影響を受け、儒学を独り学ぶ。

・漢詩人として全国に名をなす。

・詩・書を善くして詩の指導に貢献し日本芸術院賞を受賞した。

・勲四等瑞宝章受賞。
・「擔風居士」の下に、白文の「服部轍印」、朱文の「擔風僊史」の落款印が押さ
れている。

 

 

 

(20,666歩)