井上士朗筆の画賛句:「あくまでも 閑(のど)かに出たり 冬の月」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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先ほどNHKの天気予報で東海地方は、明朝は雪が降ると予報していました。

 …夜8時55分頃の予報です

明朝は冷たい朝を向えそうです。
          

先ほど、床の間に井上士朗筆の画賛句の掛軸を掛けました。

この時期に掛けるにはピッタリの軸だと思います。
           
士朗は江戸時代中・後期の頃に

「尾張名古屋は士朗(城)で持つ」と言われた尾張の著名な俳人です…。


相当古い軸であり、シミも多々あり消耗が大きいですが大切に収集しています。

この軸は士朗の真筆に相違ない旨、著名な方に見て頂いています。


          


詠みです
「あくまでも 閑(のど)かに出たり 冬の月」

 あくまでも…どこまでも。 じゅうぶんに。 

 ・閑(のど)か…気持ちがゆったりしているさま。静かなさま。悠然。


この句は、井上士朗の「枇杷園句集」巻之四・多月に記載されています。