昨日(7日)
中村区名楽町1丁目2にあります
中村観音(白王寺)を訪ねました。
中村観音は通称で、正式名は「白王寺(はくおうじ)」で曹洞宗の寺院です。
中村観音(白王寺)について
・本尊の観音像(十一面観世音菩薩)は、無縁仏の供養のために無縁仏の遺骨を練り
固めて建立されたもので高さ8m、重さ15tあります。
・昭和の始め、米野火葬場に放置されていた無縁のご遺骨を供養するためと、
地域の発展守護を願い、初代住職が仏師花井深嶺氏を招いて昭和4年(1929)
に着工、4年後に完成した。
・昔の遊郭では、病死・心中・折檻などで遊女が亡くなると、もともと遊女は
身売りされている身なので無縁仏となりました。
…この十一面観音様は、その無縁仏の遺骨で作られているわけですから、とてつもない重みがあり。
・今も体内に納骨ができる。
・遊郭の賑やかさの裏には、悲しい歴史も多々あり.
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境内には、松竹新喜劇の故 藤山寛美さんの発案によって建立された、
「芸」という一文字が書かれた芸人塚があります。
・これは名古屋在住の芸人の足跡をたたえるためのもので、御園座元会長の
長谷川栄一氏による「芸」の文字が入れられている。
・名古屋の芸人であれば一度は訪れなければいけない場所です。
・芸人に限らず、学業・習字・詩吟など、習いごと成就を祈願する人が