阪 正臣の画賛「秋のやちくさ」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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床の間の軸を替えました。

阪 正臣の画賛「秋のやちくさ」です。


私の若い頃に収集した作品です。

今の時期にピッタリと思い今朝、床の間に飾りました。



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詠み方(私の詠みです。誤読かも知れません?)

 歌によまれ ふみにかきし はなをまつ

          なつかしとみる あきのやちくさ


やちくさ(八千草)=①種類の多いこと。

             ②たくさんの草木。


           正臣の落款です…真筆に相違なし


阪 正臣の略史

 歌人。愛知県生。号は茅田、居を樅屋また樅園と称する。

 高崎正風門下。

 書を坂広雄に、歌は富樫広厚に学ぶ。

 御歌所寄人・同主事等を歴任し、その間天皇・皇族に和歌と書を教授する。

 昭和6年(1931)歿、77才。


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