今日(18日)
月待供養碑と鉄地蔵で知られる名刹のお寺様です。
観聴寺について
名古屋市熱田区史跡散策路より引用
西山浄土宗、山号は大悲山。
元和年間(1615年~1624年)正覚寺十六世空山存宅(くうざんぞんたく)が開基したとされる。
本尊は十一面観世音菩薩像である。
室町期の鋳鉄地蔵菩薩立像(県指定文化財)や月待供養碑(市指定文化財)がある。
月待信仰は室町から江戸期にかけて盛んであった。
手持ちの資料より
1832年から尼寺となっている。
もとは熱田神宮公園内の旗屋町付近にあったが、1942年に現在地に移築される。
境内には3体の月待供養碑が並んでいました。
月待供養は室町時代から江戸時代にかけての民間信仰で17日、23日、26日の夜、月の出を待ち、願い事をする行事。
この信仰を碑に刻んで信仰の対象としたものが月待供養碑。
当寺の3基は1596年、1630年、1639年のいずれも23夜待の供養碑。
本堂には2体の鉄地蔵菩薩立像が安置されている。
いずれも県の文化財に指定されています。
1体には、1531年11月24日「上野太郎左右衛門範家」の鋳出銘があり。
上野太郎左右衛門範家は江戸時代の尾張藩鋳物師頭として、特権を与えられた同家の先祖です。
鉄地蔵の存在も当地金山が鍛冶発祥の地と言われる由縁と見られています。
↓本堂
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