岡田石嶺筆の書画「瓢箪図」;千葉胤明筆の画賛「瓢箪図」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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先日まで、大正~昭和の時代の画人

岡田石嶺(おかだせきれい)「瓢箪図」を床の間に掛けてありました。

                          私の収集品です)

瓢箪は、古来から縁起のよいもの 除災招福・魔除けとされています。

私、好みの図柄です。

折れ皺が目立ちますが大切に仕舞っています。

正座しながらじっくり鑑賞…!!

 

※この図は瓢箪が六個描かれています。

6つ揃った「六瓢箪」は無病(六瓢)息災のお守りとされ、

さらに、3つ揃えば三拍(瓢)子揃って縁起がよいとされる。




 賛の記述

  寿者福之首

  碧東画人  石嶺筆
  
  朝暉荘㊞ 

  石嶺㊞
   
 

 

岡田石嶺の略歴

 愛知県碧海郡矢作出身
 明治19年生,

 没年不詳。

 戦後は岡崎住。

 奥村石亭,川北霞峰に師事。

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もう一本「瓢箪」を描いた書軸を有しています。

 

明治期、御歌所寄人として活躍した、
千葉胤明の「画賛・瓢箪図」作品です。

     

※詠み

さかづきは 手にとりながら あらしやま たかねのはなに まづ酔ひにけり

千葉胤明について…ネットより引用

・(1864年(元治元年)~ 1953年(昭和28年) )

・歌人。御歌所寄人。

・佐賀県生。父は桂園派歌人の千葉元祐。高崎正風に歌を学ぶ。

・明治25年御歌所に入り、同40年寄人となる。

・『明治天皇御集』編纂委員。芸術院会員。昭和28年(1953)歿、89才。

 

 

(19,039歩)