昨日(22日)
德川園ガーデンホールでの催し、
登録報告会「徳川園・蓬左文庫・徳川美術館の建造物とその歴史」
に参加してきました。
・昨年10月に名古屋市の都市公園である德川園と德川美術館一体にある
建造物が国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。
・指定されたそれらの建 造物の報告会です。
左)この催しは、
広報名古屋3月号で知りました。
★德川園(黒門・脇長屋・塀・釣瓶井戸)
黒門は、旧尾張徳川家大曽根邸の表門として1899(明治32)年に着工、
風格ある趣が特徴。隣接する入母屋造りの「脇長屋」、木造切り妻杉皮茅葺きの屋根を持つ「釣瓶井戸」。
黒門
明治33年(1900年)に完成した尾張徳川家の邸宅の遺構で、総けやき造りの三間薬医門です。
塀・・・左の部分
(付記)
薬医門
基本は前方(外側)に2本、後ろ(内側)に2本の4本の柱で屋根を支えます。
特徴は、屋根の中心の棟が、前の柱と後ろの柱の中間(等距離)に位置せず、
やや前方にくることです。
したがって前方の2本の柱が本柱として後方のものよりやや太く、加重を多く支える構造になる。
脇長屋…右の部分
釣瓶井戸
(今朝、愛犬ナナと散歩の途中にデジカメ)
★蘇山荘
昭和12年(1937)名古屋市が開催した名古屋汎太平洋平和博覧会の迎賓館「和館」として会場内に建てられた。閉会後、名古屋市に寄贈され徳川園に一部増築して移築(1937)された。
(付記)
私「洋ちゃん」夫婦、この蘇山荘で昭和47年3月30日に挙式した場所です。
庭園です
★蓬左文庫(旧書庫)
1935年(昭和10年)築
★徳川美術館(山の茶屋・心空庵及び餘芳軒・餘芳軒東屋)
山の茶屋
1883年(明治16年)築
徳川美術館北側の庭園に位置し、数寄屋風書院座敷で3区画の平面構成を持ち、大名家の風格を見せたつくり。
心空庵及び餘芳軒
徳川美術館の東側に位置し、大正博覧会(大正3年(1914))に出品された茶座敷である心空庵と数寄屋風書院座敷である餘芳軒を接続。
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