糟谷磯丸の短冊「寄弓祝」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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昨日、

東区赤塚にあります貨幣資料館を訪ねた際、

書棚に

伊良湖の歌人 糟谷磯丸 の企画展

が田原市渥美郷土資料館

で開催中のパンフレットがあり。


開催は今日7日まで、

この企画展の開催については全く知りませんでした。


私「洋ちゃん」若い頃から、

糟谷磯丸の『まじない歌』に関心があり。


糟谷磯丸の短冊6枚と書軸2本を有しています。

この私のブログでも数点紹介させて頂いています。

※ブログテーマ一覧糟谷磯丸・鶴田卓池の関係 ( 10 ) をご覧ください。

 未ブログの作品もあります。

 

2年程前にも田原市渥美郷土資料館で

糟谷磯丸展が催され、その時は訪ね鑑賞してきました。

しかし、

今回の催しは会期が今日(7日)迄で行けず…残念!

 

所有の短冊を紹介させて頂きます。


詠み方(私の詠みです。誤読かも?)

「寄弓祝」

 あつさ弓 いらこか磯(崎?)の 神かけて

  君のさかえを 祝ふことの葉(言葉?)

                 磯丸

あつさ弓…梓弓

 神事などに使用されるアズサの木で作られた弓。

 梓の木で作った丸木の弓。


糟谷磯丸(1764~1848)の略歴

 江戸時代後期の歌人。
 宝暦14年5月3日生まれ。

 三河・伊良湖の漁師。

 40歳近くで文字を覚え,芝山持豊,新見正路の指導をうける。

 平明な歌風で多作し,歌は病気・災厄よけとして庶民に信仰された

 嘉永元年5月3日死去。85歳。

 名は別に貞良,磯麿。通称は新之丞,半之丞。

 

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