横井也有の梅画賛「うぐいすの すり餌もにほへ 梅のはな」(也有その25) | 「洋ちゃん」のひとりごと

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江戸時代中~後期の、

尾張藩の俳人・横井也有の画賛”の掛軸です。

           (相当以前に収集した作品です)

 

この作品も折れ皺・擦れ傷も多く老朽化していますが、大切にしている作品です

経年劣化はやむを得ません。


私「洋ちゃん」は横井也有の句はユーモア・風刺のあり興味があります。

也有作品の収集にも努めています。


 

この句は

 蘿葉集・賛物部 988 に記されている句です

 

詠みです

 うぐひすの すり餌もにほへ 梅のはな

 

 

 

【訳文】
普段は臭い匂いを放つ鳥の餌も、梅に鳴き寄る鶯にちなんで、

この季節ばかりは梅の香りのようにかぐわしい匂いをただよわせてほしいものだ。

※すり餌―擂り餌。小鳥の飼料。川魚とぬか、野菜などを混ぜてすりつぶしたもの。