今朝、床の間に、
石河有粼の画「立秋萩・鶉之図」
を掛けました。
(私の収集品です)
・石河有粼画伯は明治末から~昭和の前期頃に活躍された中京画壇の重鎮の方です。
・特に、山水花鳥画は巧として著名な画家です。
・私「洋ちゃん」好みの書画家のお一人でもあります。
・石河有粼の図画は、このブログでも 今まで10点程紹介させて頂いています。
この掛軸も結構老朽化が大きく、
絵の具の色も薄くなっていますが私好みの図柄で大切にしています。
萩と鶉の図柄は多く見かけます
万葉集の歌より
鶉鳴く 古りにし里の 秋萩を
思ふ人どち 相見つるかも
歌意
鶉の鳴く古びた里に咲く萩。
その萩を気心合った者同士で共に眺める事ができ、とても嬉しゅうございます。
床の間の前で正座し情景を想像しながら鑑賞。
秋の気配を感じながら楽しむ。
ひとりごとです。
やはり、軸装の日本画は私好みです。
洋画・西洋画のベタベタした画風には少しも感動せず。
嫌いです。