横井也有半折句賛幅(水墨布袋):句 手のとゞく 摘藁糸に 乗りながら《也有その22》 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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一昨日から、

江戸時代中~後期に尾張地方で活躍した

俳人横井也有半折句賛幅(水墨布袋)を楽しんでいます。

                                            

先日、名古屋市博物館常設展を訪ねた際、テーマ10「近世の文化」のコーナーに

「横井也有筆の図画賛」が展示してありました。


帰宅後、私の収集品のこの幅を床の間に飾りました。


画者は不詳です(ご存知の方は是非お教え下さい。お願いします)

 

賛の詠み

(私の詠みです。

 誤読でしたら是非お教え下さい)

 手のとゝく 

   摘藁や

 糸に

   乗りながら

      蘿隠㊞

蘿隠=也有の号です。


摘藁(つむ(み)わら)

 

図は布袋と亀ですが、

賛の句との関係については???

です。


★布袋

太鼓腹を出し,日常生活用具を入れた袋を背負い杖(つえ)を持って市中を歩き,人の運命や天候を予知したという。

 

 

 

 

 

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名古屋市博物館常設展テーマ10「近世の文化」のコーナーに展示されていた

 

「横井也有筆の図画賛」です

左)

私の図書「尾張の俳諧」

よりスキャン。

 

米搗(こめつき)図并句

「からうすの

  あうなつきて

    秋の風
      也有㊞


 

からうす・・・唐臼

  踏み臼のこと
  稲などのもみがらを落とす 臼