明治から大正時代に活躍し、宮内省宮中御歌所の寄人であった、
阪 正臣の短冊「禁中鶴」
を紹介させて頂きます。
詠み方
禁中鶴
高麗(こま)よりや また捧げゝむ 九重の
みにはの隺(かく)の 数ぞ増したる 正臣
禁中・・・皇居。宮中。禁裏。
天皇がつねに居住しているところ。
高麗(こま)・・・すぐれて美しい。
非常に美しい。
九重・・・多く重なること(った物)。
隺…鶴の俗称
①あがる。鳥が高く飛ぶ。
②高い
⇒26年7月28日に、
K市〇〇記念館へ寄贈しました。